春を待たずに・・・・・
庭の花が一杯咲いている頃 逝きたいと話していた母が 一月上旬
突然 神様の許に召されてしまいました。
七草がゆを作り 食べてもらった時 喉が時々苦しそうで ヒュウヒュウと
胸から音が聞こえてきた。
「気をつけてかえりなさいね。ころばないように 又きてよ。」いつものように
手をにぎり 寂しそうな笑顔で バイバイと 私に元気づけるように・・・。
看護師さんに 母の状態を話して 帰った。
その夜 病院から電話で 行ったときはすでに 酸素吸入と 点滴 あまりの急激な
変化に声が出なかった。
次の日正午 前 神様に手を引かれ天国のふるさとに 召されていってしまいました。
静かな最後でした。痛かった腰も足も 治って楽になったでしょう。
その日から気温は低くても お天気続きで 母はやっと 家に帰りました。
祭壇の周りはお花で一杯 好きだったお花に囲まれて どんなにか
うれしかったでしょう。 そしてその時に着ると決めていた 和服を着て
お化粧もし とてもきれいでした。 若返った 母の姿で眠っていました
遺影も笑った写真を「これにしてね」と 前から決めていました。
自分の体の調子をみて いろいろ 考えていたのでしょう。
それだけ 苦しかったのだと 思うと 私の配慮が足りなかったのだと。
これからが冬の最中 納骨は雪解けを待って 少し暖かくなる五月。
早く父さんのお墓に入れてと言っていたのに・・・。
何もかも覆い尽くした 真っ白な世界 母は 世の中のことが 白で覆われた
美しい時に 逝きたかったのかな。
いつもいろいろな事件で人が亡くなるのを 気にしていたから・・・。
時々思う。 いつものようにこれから病院にいったら 母さんに会えるかな
話ができるかな・・・と。
ぽっかり空いた時間 。まだまだ手続きはあるけれど 整理もあるけれど。
もう一度 母に名前を呼んでもらいたいな~と。
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